アメリカの映画やドラマに出てくる日本人はメガネを掛けていることが多いような気がします。
さすがにカメラはぶら下げていませんが・・・
日本人はメガネをかけている人が多いイメージがありますが、実際のところどうなのでしょうか。
今回は日本のメガネ率についてお話します。
メガネ使用率は、何らかの形でメガネを使用している人の割合になります。ずっとメガネをかけている人、必要なときだけメガネをかける人、コンタクトレンズとメガネを併用している人も含まれます。
都道府県別のメガネ使用率
都道府県別の度付きメガネ使用率ランキングは次のようになります。
全国平均は69.5%です。
度付きメガネの使用率1位は秋田県で、76.4%。47位の栃木県との差は10ポイント以上あります。
使用率上位には、三重県、兵庫県、群馬県、福島県。
下位には、和歌山県、茨城県、沖縄県、埼玉県。
都道府県別のサングラス使用率
都道府県別のサングラス使用率ランキングは次のようになります。
全国平均は16.6%という結果でした。
サングラスを着用している人は少ないのですね。
1位は沖縄県で28.7%。全国平均より12ポイントも高くなっています。年間を通して日差しが強い日が多いですし、サングラスを掛けたくなる開放的な雰囲気があるのかもしれません。
2位は長崎県、3位は宮崎県となっており、九州沖縄エリアが上位を占めています。日差しが強く、温かい地域ではサングラス着用率が高いといえそうです。
一方、サングラス使用率が最も低かったのは、滋賀県の11.7%。46位の鳥取県が13.3%、45位の富山県が13.4%という結果になっています。
意外だったのが、東京が31位(15.6)だったこと。東京はオシャレな街なので、サングラスをかける人がもっと多いかと思っていました。
世界のメガネ使用率
ここでは、アメリカのメガネ使用率をご紹介します。
アメリカのメガネ率は63.7%なので、日本の69.5%とそれほど変わりません。
一方、アメリカ人のサングラス使用率は85.5%と非常に高く、日本の16.6%を大きく上回っています。
まとめ
今回は、日本のメガネ率についてお話ししました。
この記事を書くのに参考にした資料は次の2つです。
参考資料1:JINS調べ「メガネ白書2022」
参考資料2:「The Vision Council Organizational Overview 2021」
2つとも信頼できる資料だとは思いますが、メガネ率に関する調査はたくさんあり、調査結果が異なります。
たとえば、日本のメガネ率に関しては、プラネットが4,000人を対象にした2021年の調査によるとメガネ使用率は74.2%でした。
また、アメリカのメガネ率に関しては、Vision Impact Instituteによるとメガネ率は53.2%という結果が出ています。
これら2つの結果をもとに比較すると、日本のメガネ率はアメリカに比べると20ポイント以上高いということになります。
日本人はメガネをかけているというイメージはあながち間違いではないのかもしれません。